●教育方針

 子どもは“遊ばされる・遊んでもらう存在ではなく、自らの力で遊ぶ存在である”。

 私達はそのように信じ、子どもたちの個性を温かく見守ることを基本理念とし、一人ひとりが自分の力で考え、自主的・意欲的に行動できるよう援助することを保育の重点に置いています。




●園の特色

 “遊ぶこと”それは子どもが成長していくために必要な糧を得るための学習の場です。子どもは保育者によって「遊ばされる」存在ではなく、自らの力で「遊ぶ」存在です。遊びの中で得た、様々な知の源泉は、やがて、自ら考え行動できる主体性と人の気持ちを思いやれる受容的態度を育てていくものと信じています。

 本園では、一人ひとりのその子らしさの芽を育み、個性を温かく見守ることを保育の重点において、子どもの持てる力が十分に発揮できるよう保育環境の充実を図っています。また、温水プール施設,屋内多目的ホール,天然芝グラウンド,図書室も完備し、多様なニーズにお応えして、水泳,サッカー,英会話,絵画,文字と数字学習などの課外教室も常設しています




●子どもたちに身に付けてもらいたい二つの力

 私たちは、「人が人として成長する」ために、二つの力が必要であると考えています。一つは、自分の興味や関心に基づいて、自分の力を発揮して行動する『自己実現力』です。それは遊びを通して育つと考えています。そして、もう一つは、人間が代々継承している文化(読み,書き,音楽など)を受け継ぎ、集団の中で協調していく『集団適応力』が求められると考えております。

 私たちが、保育の基本としているのは『自己実現力』です。なぜなら、その力を身に付けることこそが、いずれ入り行く社会生活において、自己主張できる力へと結びついていくと信じているからです。ですが、それと同じくらい『集団適応力』も大切であると考えております。なぜなら、子どもは、幼稚園で初めて集団生活を経験し、その中で社会生活の基礎を学ぶからです。人の話をしっかり聞く力、集中して物事に取り組む力、友だちと協力して成し遂げる力、相手の気持ちになって考える力がそれに挙げられます。

 重要なことは、上記のいずれか一方に偏らないことだと思います。前者のみでは、いつまで待っても聞く耳が育ちません。しかし、後者のみでは、無気力な人間にしてしまいかねません。ですから、私たちは、この対極とも受け取れる二つの力がバランスの取れた状態で子どもたちに備わることこそが、もっとも大切なことと考えております。




●プールを通しての保育とは・・・

 本園では保育の一環として、幼児の体力の増強をはかると共に、水への恐怖心を取り除き、楽しく水慣れができるように温水プール施設による水泳援助指導を採り入れています。温水プールでは、すべり台や汽車ごっこ、ボール遊びなど、楽しさの延長で水慣れができるよう配慮しています。

 水泳援助指導は、ドルフィンキックの創始者である元オリンピック選手の長沢二郎先生(代表)のドルフィン・スイミングクラブの専任講師が担当しています。




●子育てを応援しています!

 急な用事ができたけれど、子どもを見てくれる人がいない・・・。子どもたちは夏休みだけど私達は今日も仕事あるし、どうしよう・・・。お買い物に行きたいけれど、ベビーシッターを頼むと高いし・・・。など、子育ての際に困りになったことはありませんか?

 本園では平成15年4月10日より夏休み、冬休みなど、長期休業期間中も本園でお預かりできることになりました。預かり時間も平常保育時と同時間お預かりできます(午前7時30分〜午後6時30分)。

 また、姉妹園の横浜文化保育園とも密接に連携し、「横浜市一時保育事業」を活用して子育て支援も行っております。一時預かり施設では、保育園の園庭で思いっきり遊んだり、おやつを食べたり、お部屋で遊んだり・・・と楽しい時間で過ごせるよう配慮しております。0歳児〜2歳児までのお子さま(ご兄弟さま)、善隣館幼稚園に在園していないお子さまをお預けしたい場合は、横浜文化保育園の「一時預かり保育」をご利用下さい
 詳しくは横浜文化保育園へお問い合わせください。【TEL:045-303-5551】