本園付属温水プールにおける排水口の安全検査結果のご報告

平成19年9月12日
学校法人桐朋学園 善隣館幼稚園


 平素より本園の保育理念、保育方針にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

 さて、保護者の皆さまへ、本園付属の室内温水プールにおける排水口の安全検査の結果につきましてご報告いたします。昨年起きました埼玉県市民プールにおける痛ましい事故を受けまして、プール設備の施設基準が一部改正され、それ以後、各自治体や法人が保有する全てのプール施設を対象として、改正基準に基づく安全検査が順次実施されているのは記憶に新しいことと思います。

 このたび、今期の夏休み期間中、横浜市泉福祉保健センターより、本園付属の室内温水プール排水口の改正施設基準に基づく安全検査が実施されました。その結果、本園付属温水プール施設は、「神奈川県水浴場等に関する条例施行規則の平成18年12月28日改正部分に係わる施設基準に適合していることを確認しました」との結果を得ることが出来ました。
 今後におきましても、子どもの安全を守るため、幼稚園施設および付属温水プール施設の安全管理・運営に努めさせていただきますので、これまでと変わらぬご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

 なお、このたびの検査結果を証明する「環境衛生指導書(横浜市泉福祉保健センターより発行)」は、皆さまからのご要請があればいつでも開示いたしますので、ご希望の方は本園付属プール施設窓口にお気軽にお申し付けください。


各写真をクリックすると、オリジナルサイズ(1280*960ピクセル)で表示されます。
本園付属温水プールにおける排水口の安全検査結果のご報告
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本園付属室内温水プールの屋内の全景です。
25m×4コースで構成されております。

在園児が入水する機会は、正課として取り入れております水泳(保育の一環として、一年を通して全園児が入水します)と、課外教室としてのスイミングスクール(希望制)、夏季のお泊まり保育(年長組)、温水プール自由開放等があげられます。

また、写真の後ろには、サウナ室・見学室・シャワー室・更衣室・その他が設置されております。

写真の通り、排水口の撮影は水を抜いた状態で行いました。
A


A
排水口はプールの真ん中に4つ付いています。
この角度からご覧いただくと、真ん中の溝へ向かって両サイドに傾斜がつけられていることが確認できます。

排水口は、この溝の下に隠れています。
なお、左の写真は、撮影のために、溝に取り付けているフィンを一時的に外してあります。

※外されたフィンが、写真左側のプールサイドへのステップ上に置かれてあります。
B


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角度を変えて撮影してみました。
フィンが外された箇所の下に排水口が設置されています。
C


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さらに角度を変えて、溝に対して平行になるような向きで撮影しました。ここからご覧いただくと、溝の下に排水口が備わっていることがはっきりと確認できます。
D


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ほぼ真上から撮影してみました。
四角い金網の中にうっすらと見える丸い形状の筒が排水口です。

左は、4つの排水口の中で外側に位置しているものです。
E


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こちらは内側に位置しているものです。

ここから見ると、フィンを斜めから差し込んで、まっすぐに向け直すと、フィンの両端がしっかりと固定されることがご確認いただけると思います。
F


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Eの排水口をほぼ真上から撮影しました。
丸い形状の排水口を覆い被せるようにアルミ製の四角い金網が取り付けてられており、さらにボルトでしっかりと固定してあります。
G


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さらにクローズアップした写真です。
4つの排水口全てに同処置を施しております。

排水口に手が吸い込まれる危険性がないように、左のように金網をボルト止めして排水口を覆い被せてあるかどうかが、このたびの検査対象となりました。

その結果、上記でも触れております通り、本園付属温水プール施設は、「神奈川県水浴場等に関する条例施行規則の平成18年12月28日改正部分に係わる施設基準に適合していることを確認しました」との結果を得ることが出来ました。