こちらでは、ぜんりんかん幼稚園の様々なことについて、Q&Aスタイルにてお答えいたしております。
本園に対してより深いご理解をいただくための一助にしていただければ幸いです。
※ご質問に対しましてのお答えの内容は毎年度見直しを図っているため、
予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。


A〔お答え-3〕



【施設・保育環境について】

Q1:温水プールがあるようですが、私の子も入れますか?
A: 
 はい、在園している全てのお子さま(在園児)にご入水いただいております。本園では、正課としてドルフィン・スイミングクラブ専任講師による水泳教育を取り入れており、各学年とも年間を通して水泳に取り組んでおります。温水プール施設ですので、冬期でも室温・水温ともに30度前後を保っています

 また、園児が入水する際は、水深台(足場)を使用して水深40センチ〜80センチに調整しており、お子さまが安心して入水いただけるよう配慮させていただいております。温水プール棟は、子ども達に水との触れあいを楽しみながら学んでもらいたいという願いから、大好きな『積み木』をモチーフにしております。

 子どもたちが水遊びを楽しんだり、水泳に取り組んでいる様子を本園のホームページでもお写真にてご紹介しておりますので是非ご覧ください。本園付属室内温水プールの概要は下記の通りです。


《本園付属施設・室内温水プール》
●概 要:ボイラー燃焼による室内温水プール施設 
●大きさ:25メートル×8メートル(4コース)
●水 深:90センチ〜120センチ(園児使用時:50センチ〜80センチ)
●水 温:29〜30度
●室 温:30〜31度
●設 備:見学室,男女更衣室(ヘアドライヤー完備),男女別シャワー室,サウナ室(フィンランド製),プールサイド床暖房,洗眼場,足洗い場等を完備



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Q2:多目的ホールについて教えてください。《平成29年度版にて加筆》
A:
 ブロック館最上階のほぼ全域を占めております多目的ホールは、入園式や卒園式等の式典会場として、全学年で一緒にお祝いをさせていただくお誕生会の会場として、そして、未就園児対象の体験型保育「ぜんりん☆スマイルたいむ」の会場として等、多目的に使用しているホールです。

 また、雨天により園庭で遊ぶことができない時や、晴れた日においても、みんなで一緒にゲームをして遊びたい時などに、全天候型の遊戯室や代替運動場としても使用しております(ふれあい参観の雨天時の会場として使用しております)。したがいまして、雨天時でも体を思い切り動かして遊んでいただくことができます

★平成29年度に、多目的ホールにもエアコン機器の設置を致しました。これにより、夏期においても、より快適に多目的ホールをご使用いただくことができるようになりました。


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Q3:大きな芝生のグランドがあるようですが、あちらでも遊べますか?
A:
 はい、本園温水プール棟に隣接してあります広大な天然芝生のグラウンドは“芝生のお庭”です。

 日々の保育に加え、“ふれあい参観”の会場にもなっており、多目的に使用しております。例えば、晴れた日には鬼ごっご、しっぽ取りゲーム、シャボン玉遊び、かごめかごめ等で遊んだり、ちょっと疲れたら寝っ転がったり、また、ピクニック気分でシートを敷いて青空の下でお弁当を食べたりと、天然芝生だからこその解放感と気持ち良さを存分に味わっていただけます。また、とても柔らかい天然芝ですので、安心して裸足で走り廻っていただくことができます。
 
 “お砂の園庭(本園園庭)”と並ぶ二つ目の園庭として、その日の保育や遊びに応じて“芝生の園庭”での活動を日常的に提案させていただいております。


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Q4:保育室にエアコン(冷暖房機)は入っていますか?《平成29年度版にて加筆》
A:
 はい、平成24年度おける保育環境の充実化の一つとして、全保育室にエアコン機器(冷暖房機器)を導入致しました。

 本園の基本的な考えとしましては、幼児期における健全な体温調整機能及び肌作りのため、夏はしっかりと汗をかいてもらいたいという願いを持っておりますが、昨今の地球温暖化や都市部でのヒートアイランド現象等の複合的な要因により、ここ数年の猛暑は度が過ぎていると言わざるを得ません。さらに、地球温暖化に伴う夏期の猛暑が今後も続くことが考えられる中で、恒久的な対策の必要性が強まって参りました。

 そこで、全保育室へ冷房機器を導入するべく準備を進め、平成24年の第一四半期に、全保育室(年少組・年中組・年長組の保育室、プレイルーム室、預かり保育室など)にこれまでのガスファンヒーター(暖房機器)に加えて、エアコン(冷暖房機器)の設置を完了致しました。子ども達の健全な体温調整機能の発達を促すために適温設定を心がけて使用させていただきます。

 今後もより良い保育環境を整えるための充実化及び改善に努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

★平成29年度に、より良い保育環境への充実化を図ることの一環として多目的ホールにも大型エアコン機器を設置致しました。これにより、夏期においても、より快適に多目的ホールをご使用いただくことができるようになりました。また、平成24年度に全保育室(プレイルーム及び預かり保育室を含む)にエアコン機器を既に導入しておりますので、これをもって本園施設の全室にエアコン機器の導入が完了致しました。


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Q5:保育室の前にアンパンマンの広場があるようですね。
A:
 つみき館前にありますアンパンマンの遊具が置いてある広場は“プレイガーデン”です。こちらにはアンパンマンのすべり台を始め、各コーナーには腰を下ろしてひと休みいただくことができるベンチも設置されており、上履きのままで自由に楽しんでいただくことができます。さらに、床面にはゴムチップが全面に敷き詰められておりますので、安心して遊んでいただくことが出来ます。さらに、プレイガーデンにおいて、ビニールシートを敷き、青空の下でお弁当を楽しんでいただく機会も沢山設けさせていただいております。

 常時自由開放しておりますので、お子さまと一緒に園見学へお越しいただいた折りには、是非プレイガーデンをお気軽にご利用ください。


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Q6:『絵本のおうち』があると聞きましたが?
A:
 子どもたちは絵本や紙芝居が大好きです。私達は、子ども達一人ひとりに、より身近に絵本に親しみ、情緒豊かな子に育って欲しいと願っております。そこで、本園では、沢山の絵本や図鑑などを貯蔵した“絵本のおうち”を専用の図書室として設置しております。

丸太小屋を思わせる木製の建物で、木々の下、閑静な場所に位置しておりますので、お子さまにじっくりと絵本に触れ合っていただくことができます。“本は心の栄養”という考えに立ち、子ども達へ本に触れる機会を日々提案させていただいております。

※今後も定期的に絵本や図鑑を増やして参ります。


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Q7:小動物は何を飼育していますか?
A:
 現在、ご家庭で小動物を飼育することがなかなか難しい環境になりつつあると思います。しかし、子どもたちは小動物が大好きです。そこで本園では、現在ウサギを飼育しております。そして、年長組の子どもたちに、順番にウサギの餌付けや飼育小屋の清掃等を手伝っていただいております。小動物との触れ合いを通して、子ども達一人ひとりに生き物に対して愛情と思いやりを持って接する優しい心を育んでもらいたいと願っております。


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Q8:お庭の安全性についておたずねいたします。《令和3年度に加筆》
A:
 本園の園庭には、ロケット型総合遊具やアスレチック遊具などの大型遊具、日向と日陰で遊べる二つのお砂場、ブランコ、鉄棒、土管のトンネル、そして、アンパンマン滑り台(プレイガーデン)など、多種多様な遊具が設置されています。

 その中において、子ども達により安全に遊んでいただけますように、平成25年4月にロケット型総合遊具、アスレチック遊具、アンパンマン滑り台のリニューアルおよび補修を行いました。

 ロケット型総合遊具につきましては、全面再塗装を施し、それに合わせて、網縄や金物のはしごを新安全基準に適合する目の細かいものに張り替え、らせん滑り台には新たに手すりを装着致しました。アスレチック遊具は、新安全基準に適合する大型木製遊具「SL機関車ウッディー君」を新たに導入いたしました。そして、アンパンマン滑り台(プレイガーデン)も、従来よりも手すりの高さが格段に高くなった新安全基準適合モデルへと刷新させていただきました。

 しかし、これだけでは不十分です。そこで、本園では新年度が始まりますと、子ども達に一つ一つの遊具の前に集まっていただき、先生方による実演を含めながら、正しい遊具の遊び方やしてはならない危険な遊び方についてお約束させていただくことにより、子ども達一人ひとりに安全に遊具で遊ぶ方法について意識していただけるように働きかけております

 子ども達の遊びに完全な安全性を求めるのは困難な課題ではありますが、そこへ少しでも近づくことができるように求める姿勢を今後も保ち続けて参ります。

※ロケット型総合遊具のらせん滑り台を令和3年度にリニューアルしました。後付けで手すりを装着しました従来型と異なり、導入当初より新安全基準に適合した遊具となっています。


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Q9:お庭の放送機器について教えてください。《平成27年度版より追加》
A:
 本園では、より良い保育を行うことを目的として、日々保育環境の改善および充実化に努めておりますが、平成27年度を迎えるにあたり、園庭用放送機器の充実化を行わせていただきました。

 新たに増設しました放送機器では、従来までの二台のスピーカーに加えて、新たに二台のスピーカーを増設することにより、最高で四台のスピーカーを同時に鳴らすことが可能となりました。また、新しいスピーカーは、それと合わせて新設しました「アンパンマン時計台」の両脇に設置されており、園庭の中心部を基点として四方へ広く音声が行き渡るように配慮させていただいております。
 さらに、従来のスピーカー(二台)と新しいスピーカー(二台)とは電気配線が別系統になっておりますので、仮に一方のスピーカーの調子が突然悪くなってしまった際には、もう一方の放送機器で音声を鳴らすことが可能となっております。

 先日、園庭で行いました始業式において、早速に新しい放送機器を使用致しましたが、これまでよりも遥かにクリアかつダイレクトな音声が私達の耳へ届いており、子ども達へより聞き取りやすい音楽や放送を届けることが可能になりましたことを大変嬉しく感じております。

 是非、子ども達には「アンパンマン時計」から流れる楽しい音楽や放送を通して、より充実した幼稚園生活を築きあげていただきたいと願っております。

Q10:園舎の耐震性についておたずねします。《平成28年度版にて加筆》
A:
 本園では園児の安全性を確保するために、かねてより園内の諸設備の点検と整備を進めてきました。その一計画として下記関連記事に先立ち、耐震検査を実施いたしました。その結果、当時の年少・年中棟(現つみき館)の鉄骨部分の数カ所に劣化が見られ、「一部補強の必要あり」との診断を受けました。
現ブロック館(鉄筋コンクリート製)は現行の耐震基準を十分に満たしており、耐震補強を行わなう必要が無いという診断結果が得られました。

 以上の診断結果を受け、子どもたちの生命を災害から守るという大きな責任を担っている立場から、平成15年4月より年少・年中棟(現つみき館)の耐震補強工事および増築・改築工事を行いました。当該工事が完了したことにより、つみき館の耐震強度は大幅に上がり、園児の安全性が一層確保されると共に、保育環境はより一段と整備されるものとなりました

◎関連記事(「朝日新聞 平成15年4月16日発行 朝刊」より一部抜粋)

〔主題:残る6万棟「簡易調査を」 副題:学校耐震度〕

「大地震に耐えられるかの診断さえ受けていない効率の学校施設が約6万棟もあることから、建築や地震の専門家でつくる文部科学省の会議が15日、自治体に倒壊や大破の危険度が大きい建物を見極める簡易調査の実施を提案した。調査で優先順位をつけて、診断とその後の補強工事に早急に取り組むよう求めている(以下略)。」


※平成28年度にブロック館の排水・防水性を高めるために、ブロック館の屋上を補修した上で、撥水性防水シートを屋上全面に施行致しました。


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Q11:幼稚園のお椅子が変わったそうですね。《平成26年度版より追加》
A:
 はい、本園では園児用座席として、これまで軽量かつ頑強なスチール製の座席を使用して参りましたが、体が大きく成長します3歳から6歳という成長期において、より姿勢を保ちやすくしっかりと着席いただける生活環境を整えたいという思いから、このたび園児用座席をリニューアルさせていただきました。
 新しいお椅子は本木製の温かみが感じられる柔らかな外見が特徴であり、太く、剛性感に優れた四本の足が四隅へ張り出すことによって、非常に安定感のあるしっかりとした作りになっております。

 さらに、座席はすべすべとした滑らかなさわり心地の表面加工が施されており、太ももが触れる面(座面の先端部)は、角の面取りかつ丸みが付けられており、肌への当たりがとても柔らかいものとなっております。なお、座面の高さや奥行き等は従来品とほぼ同寸であるため、従来品から違和感なく移行していただくこともできます。
 このたびリニューアル致しましたお椅子をもってお子さまをお迎えし、毎日、そのお椅子にしっかりと腰を落ち着けて遊び、学ぶ中で、友だちや先生とかけがえのない経験をたくさん積み重ねていただければと願っております。




Q12:園舎の防災設備についておたずねします。
A:
 学校建物として、消防庁の厳しい消防設備条件を全て整えております。その他、警戒宣言等の発令対策のほか、全職員が常時連絡をとれるよう携帯電話を常備し、園児には“防災ずきん”着用による避難訓練を毎月実施しております

 また、緊急時に警察へダイレクトにつながる直通ダイヤルを備えていると共に、本園の電話番号(045-802-3351)も災害時における優先ダイヤルに指定されております。さらに、安全管理に万全を期すため、災害時用の緊急防災備蓄倉庫を完備しております。


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Q13:スクールバスにドライブレコーダーは装着されていますか?《平成29年度版より追加》
A:
 はい、スクールバスの安全運行施策の一環として、平成29年度より全スクールバスにドライブレコーダーを導入致しました。
 お子さまが楽しく健やかな幼稚園生活を送る上において、スクールバスの安全な運行は基本かつ重要であり、それらが皆さまからのご信頼のもとに成り立っていることを大変重く受け止めております。そこで、日頃より各スクールバスの走行状況を客観的に把握し、運転手を含めた全教職員の安全意識をより高めること、および、万が一事故に遭遇した際に、事故当時の状況を客観的証拠として保存し、より公正な判断を促すことを目的として、全スクールバスにドライブレコーダーを導入致しました。 
 
●ドライブレコーダー設置の目的および意義
@各スクールバスの走行状況を客観的に把握することを目的とする。
A万が一事故に遭遇した際、事故当時の状況を客観的証拠として保存し、それを警察署や保険会社等に提出することにより、より公正な判断を促すことを目的とする。

●ドライブレコーダーに記録される情報
@走行中の映像・音声(常時録画されます)
A走行中の速度(常時記録されます)
B走行軌跡(常時記録されます)
C事故発生時・急操作時の記録(外部から衝撃が加わった際、あるいは、急ブレーキや急発進などにより、急激な衝撃を感知した際、その前後20秒間、計40秒間の走行映像が常時録画とは別の場所に保存されます。)

 なお、各スクールバスの走行記録につきましては、定期的かつ必要時に園で確認し、状況把握に努めます。今後もより安心してお子さまに通園いただけますよう、保育環境の整備・充実化を進めて参りますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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Q14:スクールバス運行中の暑さ対策はされていますか?《令和元年度版より追加》
A:
 近年、夏季における猛暑日の日数が増える傾向にあり、地球温暖化による影響が日々の生活において実感できる所となりつつあります。その現状に際しまして、本園では、これまでに @全保育室にエアコンの設置A多目的ホールにエアコンの設置等、段階的に園内環境の整備・充実化を進めて参りました。

 そして、今回、より一段進めた地球温暖化対策として、園児用スクールバス全車(計5台)の窓ガラス(フロントガラスを除く、両サイドガラス及びリアガラス全面)に、遮熱・UVカットフィルム(透明色タイプ)の施工を致しました。施工しましたフィルムは、遮熱およびUVカット(紫外線カット率99%)の両機能を併せ持っておりますので、強い日差しにおける車内の温度上昇の軽減、日焼けの防止、そして、安定した冷暖房効率の上昇等が期待でき、スクールバス運行中における車内環境の快適性と安全性がより高まりましたことをご報告させていただきます。


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Q15:トイレが新しくなったようですね《令和2年度版より追加》
A:
 はい、令和元年8月にブロック館1階・2階のトイレを全面改修致しました。
この度の改修では・・・

@明るい空間であること。
A車椅子の方がご利用いただけるよう、その基準(スロープ、手すり、間口等)に準ずること。
B女性用トイレの一つ一つのお部屋の空間をこれまでよりも広く取ること。
Cお手洗い場の水道を自動化すること。
D洗面台の鏡をこれまでよりも広く見易いものとすること。


等を主眼に置き、改修致しました。

便器や洗面台、天井面、壁面、床面、照明等の全てを刷新し、明るく開放的な空間に生まれ変わりました。是非、幼稚園へご来園の際は、新しくなりましたお手洗いをご使用ください。